2018年5月27日、第18回日本抗加齢医学会総会(大阪国際会議場)において、共催ランチョンセミナーが開催されました。
「女性泌尿器科医が本当に伝えたい女性性器とGSMのこと~加齢による辛い性器尿路症状を華麗に改善~」と題して、女性泌尿器科を専門領域としてご活躍されている二宮典子先生にご講演いただきました。
エストロゲン分泌低下は、閉経後の約半数の女性に様々な性器尿路症状を引き起こし、女性のQOL低下を招いているという現実に対し、GSM(Genitourinary syndrome of menopause)という新しい概念が欧米を中心に研究が行われ世界中に拡がっています。
GSMをより理解するために必要な女性性器に関する知識やGSM診療のポイント、治療法について、事例を交えてご紹介いただきました。
GSM(Genitourinary Syndrome of menopause)とは、閉経後の性ホルモン分泌低下のために生じる尿路や性器の様々な症状を示す新しい病態概念である。今まで女性外陰部の変化は、加齢による萎縮性外陰・腟炎と称され単なる形態変化と捉えられて、積極的な治療対象とみなされていなかった。GSMでは、外陰部の乾燥感や灼熱感などの腟症状、頻尿や排尿困難、繰り返す膀胱炎などの尿路症状、性交時痛や性交後出血などの性機能症状の問題まで包括する。
近年、世界ではGSM治療の選択肢が拡がっているが、残念ながら日本における選択肢は少なくまだまだ未熟である。日本でも可能な治療法の中で注目されているのが、外陰・腟レーザー治療「モナリザタッチ®」である。当院での治療事例を供覧しながら、GSM診断に必要な知識と治療のポイントについて述べたい。
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2018年 | 第18回日本抗加齢医学会総会 共催:ランチョンセミナー |
2018年 | 第70回日本産婦人科学会学術講演会 |
2017年 | 第32回女性医学学会学術集会 共催:ランチョンセミナー |
2017年 | 第17回日本抗加齢医学会総会 |
2016年 | 第15回更年期と加齢のヘルスケア学会学術集会 第4回日本サプリメント学会学術集会 |
2016年 | 第11回日本レーザーリプロダクション学会 |
2015年 | モナリザタッチ国際セミナー |